公園遊具のファンタジスタ 砂場

砂を固めて、泥だんごや山など様々な形状を作り出し楽しむ遊具・砂場。全国に6万2275基あり、公園遊具設置台数ランキングではブランコ、すべり台に続いて3位。(2007年の国土交通省の調査より)砂場の起源はドイツにあり、当初は子供の「遊び」を推進するためにつくられたものだった。その後、砂場はドイツ→アメリカ→日本へと広まっていった。ちなみに公園に砂場、ブランコ、すべり台が多いのは、1956年に制定された「都市公園法」で、児童公園にその3つの遊具を設置することを義務付けたから。(1993年に法が改正され、この規制はなくなった)画像︙朝日ヶ丘竹公園(八王子市南西部地区公園指定管理者 和のホームページより引用)


公園の砂場で遊ぶことは子供の創造力を高めたり、手先が器用になるなどのメリットがある一方で、猫や犬の糞便で汚染されていたり、雑菌が繁殖していることがあるなどのデメリットがある。公園や幼稚園などの砂場には、日よけのために藤棚が上に植えられていることが多い。


画像︙大田区東蒲田二丁目公園(にほんスナバ紀行より引用)